2009-06-30(Tue)

佐賀新聞 有明抄に・・・

今朝、佐賀新聞を手にしたら、うれしい記事が飛び込んできました。

今、チェックリストをお寄せくださった方や、会員のみなさまへ
「症例集」の発送に取り掛かっていますが、
佐賀のマスコミやお医者様方へ一足早くお配りしていました。

それを読んでくださった論説委員の方が、
早速「有明抄」というコラムに掲載してくださったのです。
 
「有明抄」一部抜粋
略・・・化学物質過敏症への理解を求めているNPO「シグナルキャッチ」が集めた
症例集を見ると、これまで知らなかったことが怖くなってくる。・・・中略・・・・
当事者の悩みや苦しみを理解するには、知るしかない。

4日午後1時半から佐賀市東与賀町の「ふれあい館」で化学物質のことを学ぶ
環境セミナー(「地球市民の会」主催=電話0952(24)3334)がある
◆まず知ることから始めよう。それが思いやりと、いたわりになる。(賢)


土曜日7月4日は、ここに書かれているとおり、
立石光敏氏(NPO法人次世代環境健康学センター・環境健康学トランスレーター)
による基調講演「次世代の子どもたちのために私たちができること」があり、
第2部で立石氏とシグナルキャッチや農業者、お医者さんなどが参加する
トークショーが計画されています。



2009-06-29(Mon)

メリットとデメリット

“授業風景”を聴いて先日の職場で感じたこと

先日職場で、小学生の見学を迎えた。(月に相当数の見学を受けている)
玄関ひろばで身近なごみ問題を紐解きながら今からの見学行程を話している。
玄関から来たさわやかな風が一変し甘い香りの塊がどっと押し寄せてきた。

そばにいたCS気味の職員は、とたんに頭が痛くなり、なみだ目になった。

その甘い香りは、引率の先生と、その先生のそばを離れない女の子からだった。

これは外国の有名な洗剤の臭いだという。

シックハウス、シックスクールの言葉はずいぶん知られてきたが、
なかなかその中での「生活の仕方」のほうが問題が大きいとはまだまだ伝わっていない。

授業の中で、合成洗剤だけが授業中に教えられる実態を聴き、
大きなため息と共に、本当の豊かな生活の意義を伝えなくてはと思い知った。


最近は、大学で講義をさせていただく機会が多くなった。

若い人に、合成洗剤の怖さを説くと、(あくまでもメリット・デメリットの関係)
「今使っている洗剤が合成洗剤なのかせっけんなのか分からない。」
「便利すぎるものに頼らない」と言われても何が便利すぎるのか、
生まれてきたときから当たり前にあったものなので、何を減らすのかわからない。」
といわれ、最近は具体的な製品名を出しながら、
水で洗い、お日様に干すことで十分な家事を、
何でもシュシュッと振りかけて、菌がなくなったと思わされている実態や、
化学物質を振りかけることで菌はなくなったとしても、有害な化学物質が
部屋中に立ち込めそれを吸って生活している怖さを伝えています。

学校での授業の力は大きいと思います。
メリットとデメリットを伝え、考えて選べる習慣ができたらいいなと思います。


2009-06-28(Sun)

あらためて、シックスクールも建物だけの問題ではないと知る

高校生の娘が報告してくれた学校の授業風景です。

家庭科、被服の授業の中で衣類の洗濯について
勉強したようで・・・・・

粉末洗剤と液体洗剤の説明をするのに、先生が持ってきた
合成洗剤と柔軟剤をまわしてにおいをかいだ。
持ってきた洗剤は、テレビCMでおなじみのものばかり
ア○ッ○とボー○○、エ○ー○、ボー○○の柔軟剤、
あともうひとつ名前忘れた・・・・
めっちゃ臭くて、皆くさいくさい言いながらまわしてた。
ふざけて中身を出す子もいて、机や制服にこぼすわで
大変。。。。。。。。。。。
あ、そういえば、せっけん洗剤の話はなかった。
ちなみに洗剤は先生の私物だからね。持って帰って
使うんだからね!と言ってた。


学校でのワックス掛けや校庭の樹木や芝生の農薬散布などは
一番大きな問題ですが、
小学校に入学前後の子供を持つお母さん方からは絵の具やマジック、机、
教科書などについての相談も毎年寄せられます。

高校に通う私の子供たちからも「先生の整髪料が臭くて授業に集中できない」
とか「友達から振り向きざまに香水をシュッとかけられた(ちなみに
せっけんの香り)臭くてごめんね、お母さん。わざとじゃないからね」という
個人の嗜好品レベルでの話はこれまでも聞くことはありました。

だけど、家庭科の授業で合成洗剤・・・これは盲点でした。

過敏症でなくとも、アレルギーの子供を持ってたり、
健康志向でせっけん洗剤を使っているお母さんも
少なくない昨今。
家で使わなくても学校で嗅がされてるなんてたまりませんね。
せめて選択肢の中にせっけん洗剤も入れてくれてたら
よかったのに、先生が知らなければ選択肢の中には
入らないんだなとつくづく思った出来事でした。

※シックハウスもシックスクール(シックオフィス他)も建物が大量暴露による
発症のきっかけになることは間違いありませんが、
建物という器だけの問題ではないことを住む人、その建物を利用する人たち、
その建物に集まる人たちが認識しない限り患者は減らないし、居場所が
得られないのが現実ですね。





2009-06-15(Mon)

化学物質過敏症:10月から病名登録

<毎日新聞>


化学物質過敏症:10月から病名登録、70万人救済に道

 電子カルテシステムや電子化診療報酬請求書(レセプト)で使われる病名リストに、
「化学物質過敏症(CS)」が新たに登録されることが11日分かった。

10月1日付で厚生労働省と経済産業省の外郭団体・財団法人医療情報システム
開発センター(東京都文京区)が改訂を予定している。

国が公式にCSの存在を認めるのは初めて。

健康保険で扱われる病名はこのリストに連動しており、
改訂されれば、自己負担が原則だったCS治療に健保が適用されるため、
推定約70万人とされる患者救済の大きな一歩となる。

【宍戸護、田村佳子、河内敏康】


うれしい、大きな一歩ですね。
でも、70万人とよく言われるけど、活動しながら見渡すと
とてもそんな人数ではないとおもいます。

特に40代以下の人たちは、ほとんどが患者か予備軍。
今からの日本が健全でいられるためにも、このニュースは大きな一歩だと思います。

大きな一歩ではありますが、健康保険請求が出来るようになるといっても、
化学物質過敏症の症状をみて「化学物質過敏症です」と、
診断できるお医者さんがすぐにいらっしゃるのか疑問を感じます。

疑うより信じよう・・・ですかね。

システム作りの活動も進めて行かなければと感じたニュースでした。



2009-06-14(Sun)

佐賀新聞に掲載された文章

<佐賀新聞ひろば 6.11>

この時期の体調不良の原因

連休明け頃から体がだるい、
風邪がなかなか治らない、などの経験はありませんか?

その原因が空気環境ではないかということが知られていません。

4月5月は、樹木の消毒、除草剤散布、田畑の農薬散布などがあちこちで行われています。
便利でありがたいこれらは、虫を殺すと同時に人の体にも少しずつ影響を及ぼしています。

合成洗剤や消臭剤、蚊取り線香や噴霧殺虫剤など、生活の中での多くの化学物質が
それぞれの人の体にたまって、飽和状態になったときに、
よく風邪のような体調不良から始まります。

体が重くてしかたない、のどが常におかしい、目がおかしい、鼻がおかしい、
病院に行っても病名がはっきりしないときは、
「化学物質過敏症」「電磁波過敏症」を疑ってみてください。

家の中の化学物質と農薬散布時期が複合して襲ってくる5〜6月と9〜10月。

俗にいう5月病は、これらが原因かもしれません。

体調不良・不登校・ひきこもりを怠けや、その人の脆弱性だと決めつけないで、
身の回りを点検してみませんか?
それが判れば、対処できます。改善します。

勉強会を6月11日(木)13時30分から旧福田家で行います。参加費500円です。


勉強会の4日前に、佐賀新聞の東西南北のコーナーで、
勉強会を知らせていただいていたのですが、
月曜日、ふっともっと詳しく知らせたい、と言う思いに駆られ、この文章を投稿しました。


掲載されたのは、当日の朝でしたが、今朝の新聞を見て来たという方が数人いらっしゃり、
書いてよかったと思いました。
参加されなくても、へ〜そうかと思っていただくだけでもいい、
気になりながら、そのうち思い切って相談してみようと言う気になられたらもっとうれしい、
そう思いながら投稿しました。


プロフィール

Author:シグナルキャッチ
皆さんに、シックハウス、シックスクール他の影響で起こる症状を知らせ、もっとひどい化学物質過敏症にならないように、社会全体の価値観を変えるための活動をしている団体です。

私たちシグナルキャッチは、多くの患者の実態を社会に
示しながら、今の社会を少しずつ見直すことを提案し、
子供たちが元気に育つ社会を目指しています。

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