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2008-02-17(Sun)

講演会の質問から

去る1月28日、吹角先生による行政の方々への講演後、
質問はありませんかと言う司会者の言葉がむなしくなるほど、
シーンとした会場。

前日の有機農業の祭典で話されたときの熱気、
質問票を帰り際多くの方々から寄せられたことなど思うと打って変わった空気でした。

行政の方々への講演は、覚悟はしていたものの、質問の一つもない会場に
どこまで耳に届いたのだろうとむなしくなりました。

すると、昨日参加したが、もう一度聞きたいと参加された
お一人の有機農業者の方から
「私たちはなかなか行政の方に思いを届けることが困難です、
吹角先生はどう思われますか?」

と質問をいただきました。

吹角先生は、
「家族の誰かが患者にならないとわからないのかもしれない。
行政も一人の人間として聞かないと心に届かない。
炭鉱やサリン事件のときなど、棒の先にカナリヤをつるして前進する。
カナリヤが苦しみだしたら、そこは危ないと知り、前進をやめるのです。

炭鉱夫たちは、カナリヤが苦しんでも自分たちは大丈夫と思っている人は
誰一人としていない!!

CS患者たちはカナリヤと同じ。カナリヤが苦しんでいたら、
他の誰もが危ないという危機感を持てないと、聞こえない」

と声を大にしておっしゃいました。

はじめに、むなしいと書きましたが、それでも市民活動団体の要請に
行政の方々が会場まで足を運んでくださったということは、
ありがたいことだとも思っています。

私も、アトピーの問題、アレルギーの問題、水俣病、イタイイタイ病、杉並病・・・
多くの困難に向かって苦しんでいた人たちの心を
自分のものとしてなかなか考えられてなかった、という反省は多いにあります。

なかなか理解しない人を責めずに、心に届くまで活動を続けたいと思います。


かごしま




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2008-02-11(Mon)

化学物質過敏症患者を救っていらっしゃる先生の講演会を終えて

私が化学物質過敏症という病気を知ってから10年、
当初、子どもたちがなぜ学校に行けないのか?
「不登校の原因探しをしてはいけない」という時代でした。
でも親としては、あれではないか?これではないか?
と、なぜ?なぜ?という気持ちが離れなかったのです。

二人目の子どもの不登校で原因がシックハウスだったと知り、
不登校の原因が化学物質にもある、“不登校の原因の一つに化学物質”、
という思いで活動してきました。

化学物質過敏症の書籍を読み漁り、
症例集を読み、
原因がシックハウスというものの、それは最後の引き金で、
今までの転勤生活の中で便利なものに頼り、
虫を害とし、効率的に楽に暮らしてきたつけだと
母親として大いに反省しました。
私の生き方だったんだと認めるのに苦しんだ思い出があります。

そのときの書籍には、【患者は中年女性が圧倒的に多い】
というものでした。
そして今回の先生の数字も患者数は30代~50代女性が圧倒的に多い
というものでした。


しかし、百何十件の相談を受けてきたなかで、感じるのは、
男も女も同じ率で患者がいるということです。
ただ、女性のほうが今の理不尽な状況を素直に受け入れ、
模索し、口に出し、病院までたどり着きやすいということだと思うのです。

先生方の発表は、あくまでも病院に来院した人の人数です。

そして、何よりも何よりも問題なのは今の自分の状況を受け容れられない男性です。
特に思春期以後の若い男性。
相談の中で、親御さんが来られるのは患者が男性の場合です。

女性は本人も一緒に来られたり、本人自らの相談が圧倒的ですが、
男性の場合は、まず本人が来ることもなく、
親が相談しに来ることも内緒が多いのです。

その男性たちの多くがひきこもり、ゲーム依存、
精神障害というレッテルを貼られているか、
今の自分を自分のせいと決め込んで動けないでいることが多いのです。

ようやく化学物質過敏症という言葉が社会に出始めました。

多くの女性の患者さんが、よろけながら倒れながら
解決策を模索し、少しずつ少しずつ回復をみています。
何とか普通に暮らしていけるようになったといううれしい便りが多くなりました。

男性が、自分の病気をおおらかに認め、外に向かって叫べば
回復の道ももっと早く見えてくるのにと、残念でたまりません。

どうぞ男性のみなさん、声を出しましょう、
きつい、苦しい、不安だ、と。

そうすると解決の道は見えてきます。


この声に出せない声を出せるように後押しし、
あるいは代弁し、
国やお医者さんへ伝えていくのが市民活動の役割だと再認識しました。



プロフィール

シグナルキャッチ

Author:シグナルキャッチ
皆さんに、シックハウス、シックスクール他の影響で起こる症状を知らせ、もっとひどい化学物質過敏症にならないように、社会全体の価値観を変えるための活動をしている団体です。

私たちシグナルキャッチは、多くの患者の実態を社会に
示しながら、今の社会を少しずつ見直すことを提案し、
子供たちが元気に育つ社会を目指しています。

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