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2009-12-16(Wed)

化学物質過敏症への道のり

子どもたちの不登校というびっくり体験の頃、13年前・・・
いろいろ原因をあさっていた頃、
ようやく「化学物質過敏症」が原因かもしれないと知って、
次に「ふくろう症候群」という本に突き当たった。

熊本大学の教授の発表であった。
「朝起らきれない、夜元気になる」
不登校のもっとも顕著な行動であるが、それらが不規則な生活や、
心因性と考えられていた頃である。(もっとも、今もその傾向大だが)

不登校は心因性ではなく、“脳の問題”だと書かれていた。

画期的であったと思う。

しかし、読み進むと、そもそもの原因は親子関係などの“心因性”だった。

脳の問題までは分かっても、その原因が化学物質とまで行かなくて、
でも原因を書かなくてはいけないので、
親子関係で事を済まそうとするのかと
がっかりした覚えがある。


先日、テレビで
「不登校がいじめなどの人間関係ではなくて、睡眠障害が原因であった」
と、ある女子を追いかけての放送があっていた。
勉強も好きで人間関係も問題なくて、
朝起らきれないのが原因だったとアナウンサーの声。
今は薬を飲みながら、親子で夜8時には寝て、朝起きられるように努力しているという。

不登校の原因について、心因性だけではないとの発表。
ずいぶん進んだと思う。

でも、身の回りの空気環境には話が進まない。
石川先生や宮田先生や青山先生や吹角先生・・・・もっともっと多くの先生方が
何十年間も化学物質過敏症を警告していらっしゃるのに、
なぜこうも伝わらないのか。

テレビもずいぶん化学物質過敏症を取り上げてきたのに、
なぜ問題をつなげてみようとしないのか?


身の回りの化学物質を減らすとで、この女子高生はもっと体が楽になるかもしれないのに。



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2009-12-07(Mon)

研修会に参加して ②

研修会から帰ってきて、なかなか文章をかけなかった。

このような形になることは分かっていたけど、やっぱり傷ついた。
患者ではない私がこれだけ心を踏みにじられた思いを抱くのであるから、
実際に苦しい患者さんはどれほど傷つけられてきたことかと、今更ながら思いを重ねた。

8年前、活動をはじめた頃、医大のアレルギー科の教授を訪ねて、
化学物質過敏症の患者の実態を話し「化学物質過敏症を診てほしい」とお願いしたら、
その教授は
「化学物質過敏症なんてありえない。そういう方々は何らかの精神疾患でしょう」
と、きっぱり断られた。

またある時は、とても人間的に立派な医者がいるから、ぜひ紹介したいといわれ、
当時も、こちらからお医者さんに出向く気はないと断ったのだが、
その方の親切に負けてお会いしに伺った。
化学物質過敏症を全くご存じなかったので、患者の実態を話すうち、
「そんな人は、どこか未開の地にぽんと送り込めばよくなるんじゃないの?
まっ、そんな人は飛行機賃もないだろうけど」

いえ、かえって経済的に不自由ない方のほうが、
多くの文化的生活しているので患者になる可能性は高いかもしれないと説明すると、
「帰れ帰れ、そんな話をする人とは話したくない」
と、どこが人間的に立派な人なのか、耳を疑った。
自分の知らない症状を素人から聞かされて、プライドが許さなかったのだろう。

こんな体験は2度や3度ではない。今更、無視されたぐらいで傷つくなと自分を叱咤した。

それでも、佐賀大学の理学部や医学部の教授が、私たちの活動を支持し
様々な形で手を組んでくださるようになった。
医学部の学生に、講義の時間を下さるようにもなった。

行政も意見交換を望んでくるようになった。
提言も、ずいぶん取り上げてくれるようになった。

歩みを止めず声を出しながら歩いていくと、きっと社会は変わる
と言うことは確実に体感している。
精神医療にこの思いを届けることも、いろんな角度から発信しあきらめないで続けたい。


かごしま







2009-12-07(Mon)

研修会に参加して ①

小学生の問題行動。
個人情報の保護のために、状況は書けないが、
その子どもの状況を話すワードとして

「疲れたという」
「眠れない」
「意欲がわかない」
「感情のコントロールが聞かない」
「楽しいことには向かえる」
「母親に甘える」
「自分の気持ちを表現できない」
などなど

  ・・・・・化学物質過敏症でも同じ症状だぞ・・・・・


他参加者からの質問は全てやっぱり人間関係オンリー

この空気の中で、化学物質過敏症の話をする・・・・。
ブログに書いておかなかったなら、何も言わないで帰ってきたかもしれない。
『何も言わないで帰ると、ブログでなんと書くの』と自分に言い聞かせながら、
思い切って手を挙げた。

「化学物質過敏症をご存知でしょうか?
今年の10月に厚生労働省もこの病気を認めました。
ぜひ精神医療でも、この病気に取り組んでほしいのです。
私の子どもたちは、シックハウスで学校に行けなくなりました。
当時を振り返って、

『先生からなんで学校に来れないんだと聞かれることが一番いやだった。
自分でもなぜ学校に行けないかわからなかった。
何をどう説明していいか分からなかった。』

と高校生でも自分の事を話せない状況になる化学物質過敏症です。

この症例をお聞きすると、この子もそうかもしれないと考えられるので、
ぜひ聞き取りをする際、家は新築か?改装したか?
ワックスをかけた後落ち着きがなくなるのではないか?
など聞き取りをして、問題行動をする児童の心理面だけではなく、
身体の問題としても捉える選択肢を加えてほしい・・・


話し終える前に司会者は、迷惑そうに
他にも質問をしたい方がいるので短くお願いしますと、話を打ち切られました。
(なかなか手が挙がず、司会者が言葉をつなぐ場面が多かったのだが)

そして、「アレルギーの問題も確かに重要な問題ですね」と簡単にいなし、
他に質問はありませんか?と、取り合わない。
そして、また少々複雑な家族関係の話に戻っていきました。
  ―複雑な家庭環境の子どもの事例を選んだのではとかんぐりたくなった
    複雑ではないなら、改善しない場合話し合う余地がないだろう―

最後に、また手を挙げたが、他に手を挙げている人もいないのに、
司会者は全く無視。
指されなかったが勝手に
「化学物質過敏症は、後に精神症状として現れることが多く見られます。
その治療のためにもぜひ、今後検討していただきたい」

と発言すると、

司会者は、
「この子の場合もっと小さい頃からADHDの診断を受けているのですから、
あなたの意見は関係ないです」
と言われたので、
「ADHDも、化学物質が原因にあるかもしれないというじゃないですか」と言うと、
「そういう学者もいれば、違うと言う学者もいる。はっきりしないことを議論する場合じゃない」
あからさまにいやな顔をして切り捨てられた。

最後に助言者の方が、
さらに親子関係、家族関係の話で結んでいた。
(ちょっと頭に血が上っていて、よく聞き取れなかったのは、まだまだ私も修行が足りないと反省)

何事も、「家族の関係・心因性」で、
子どもの心がころがされまわって、悲しい。
救われない子どもたちが多いのじゃないかと思う。
この子どもの心細さを思いとても悲しかった。



かごしま

プロフィール

シグナルキャッチ

Author:シグナルキャッチ
皆さんに、シックハウス、シックスクール他の影響で起こる症状を知らせ、もっとひどい化学物質過敏症にならないように、社会全体の価値観を変えるための活動をしている団体です。

私たちシグナルキャッチは、多くの患者の実態を社会に
示しながら、今の社会を少しずつ見直すことを提案し、
子供たちが元気に育つ社会を目指しています。

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