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2011-10-31(Mon)

実践検証報告その④ 腰部慢性疼痛

あと参考までに、腰部慢性疼痛という症状を例に挙げておきます。

この症状では、誤った神経伝達が脳へ痛みとして記憶されるそうです。

私がこの分野の情報をを引き合いに出したことについては
「だから何?」
というのではなく、人体の不思議を解明する上で役立つのではないかと
考えご紹介することにしました。

○慢性腰痛は脊髄および脳の構造を変化させるか? リハビリテーションによって
これらの変化は回復するのか?
http://www.tvk.ne.jp/~junkamo/new_page_648.htm

私は、人体メカニズムはまだまだ全て解き明かされたわけではなく、
まだ研究途上だということを忘れない研究姿勢が、
様々な体の不思議を解き明かしていくと思います。


現時点で、化学物質過敏症も、「思い込みの病」と主張する根拠となる情報が
くつがえされつつある現状を、一人でも多くの一般の人々や、
善良な研究者に認識していただきたく思います。



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2011-10-31(Mon)

実践検証報告その3  「嗅覚過敏について」③

私は前回、防毒マスクの効能について書きました。
その中で少し触れましたが、防毒マスクの使用上の注意で私は
「使用温度」について、24℃以下での使用を推奨しています。

私の経験上、何故か室温が高いところでは防毒マスクの効力が失われたからです。
(*1)
この研究報告と私の実体験の結果は無関係ではないように思えます。
現に私は、たった1℃~2℃違っても揮発物質の放出で、
過敏症状を引きだしてしまう状況があります。

その原因は、先にも書きましたが、温度により揮発物質の揮発量が増える事が
ひとつと、もしくは、温度刺激により嗅覚刺激の反応状態が増強されること
があるかもしれません。

この現象による対策は、空調機の設定温度ではなく、
室内の実際の温度が24℃以下になるように空調の設定温度を下げるなど
加減する事が大切になります。(*2)

さて、ここまでの私の説明は、皆さん理解いただけたでしょうか!?
荒い考察を述べていますが、それは後々出てくるであろう各方面からの研究で補い修
正していけばいいと思って挑戦しています。

次に、前述の臭気過敏のしくみや対策を逆手にとった臭気過敏対策をご紹介
していきたいと思います。

例えば室内でも、柔軟剤や防虫剤などの揮発臭気を身にまとった方と、
マスク等の対策なしでも過ごす方法です。

肝心なのは「換気の仕方」です。

清浄な外気なら、換気扇を回し、換気扇に近い側に揮発臭気を身に付けた方、
患者は吸気口に近い側に座るという対策を取る事です。

開けっ放しの部屋でも、常に患者が風上にいることが大切だという事です。
肝心な事は、自宅に限らず、外出先など、あらゆる場所で頭で考えるより先に、
嗅覚の反応が穏やかな場所を見つける事です。

そうすれば、建物の構造上の風の流れなど知らなくても、
瞬時に危険性を回避する事が可能になります。

主観により体調不良が出ているのならば、おそらく風上にいたって嗅覚過敏反応が
出ると思います。
吸気口と換気扇の対策については、多少具合が悪いです。
その換気状況と相手の柔軟剤の使用濃度や防虫剤の残留成分の揮発物の量次第です。
(これは雨天や強風の時の苦肉の策ですから。)

化学物質過敏症患者は嫌な揮発物質を吸引しないように全力で努めなくてはなりません。

危険性を回避するということは、刺激による負荷と、体内に取り込む
化学物質の総量を減らし代謝環境を良好にすることにつながります。
軽症化するために大切にしたい
行為なのだと思います。(*3)
(どうしてもという時には、防毒マスクや空気清浄機を使用するか避難しましょう。)


最後の補足に行く前に次の研究報告も読んでみてください。
○ 2006 「感受性要因の解明にむけて」低濃度トルエン暴露のマウス実験
http://www.nies.go.jp/kanko/news/25/25-5/25-5-03.html

上記の内容を踏まえたうえで、最後に嗅覚の過敏状態が終息するメカニズム
について書きます。

嗅覚症状は、軽症化とともにその過敏な反応が鈍ってきます。
軽症化すると、徐々に臭気を感じても、揮発物質を受け止め適切な代謝を
患者の身体が行えるようになってくることで「臭い」で体調不良を
訴えなくて済むようになるのです。

物質的刺激が減り、神経伝達回路の働きが衰えてくるのでしょうね。
(注;*3という危険もあるので必ずお読みください)

人体の情報伝達のしくみは「道」に似ている気がします。
草むらを人が歩けば「道」ができます。
通る人が途絶えれば、「道」は消えていってしまいます。


(*1)
    24℃というのは、空調が効いた航空機内の室温を参考にして導き出した値です。
   (患者内で「毒ガス室」と揶揄される航空機内において実際に検証した結果を元にし
    ています。
(*2)
    このやり方は家屋から放出される揮発物質の対策にも応用できます。
(*3)
    嗅覚の感知能力が下がった段階の患者は「気付かない暴露」に注意しましょう。
    前回防毒マスクの報告に書きましたが、匂いを感じず即座に症状が出なくても、
    後からひどい症状が出る事があります。
    私は暴露の翌日まるまる一日熱が出ました。最も化学物質過敏症が悪化した時期に経
    験した、ひと夏続いた「熱症状」の出方に似ていました。風邪症状もなく熱だけ出て
    いました。その熱はまるで、体の中で何らかの闘いが起こっているかのようでした。
    以降の一週間の体調不良については既にご報告の通りです。




2011-10-30(Sun)

実践検証報告その3「嗅覚過敏について」 ②

私は化学物質過敏症患者の嗅覚からの過敏反応は、
感情の動きから来るものではないと実体験から感じとっています。

実際に、うちでは先日もこんなことがありました。
私が寝ている最中に母親が焼きナスを焼いていて焦がして、
煙をもうもうと出していました。
頭痛で目覚め痛みを感じた後で煙臭い臭いに気がつきました。

母親が言うには「たった今、煙が立ち昇っただけばい。」だったそうです。

この実体験から考えても、一部に嗅覚から直接に危険信号として
過敏反応が起こっているものでなければ、
覚醒時に不快な何らかの夢も見ずに直接頭痛で覚醒することなど
ありえないと思います。

つまりは、感情が割り込む余地のない速さで、嗅覚の防衛反応が
起こっているということだと思うのです。


なぜならば、眠っている時、外界からの危険な刺激は夢に現れるものです。
例えば、寒くて目が覚める時に悪夢を見ていたという経験はありませんか?
トイレに行きたい時、トイレに行く夢を見ませんか?
(もっとも、そんな夢に限ってトイレが使用できず目覚めます。)

これは刺激が過去に記憶された経験などを辿り、夢に出現することを
表しています。
刺激により、緩やかな覚醒が起こり、私達は浅い眠りの中に‘夢’を
見るのです。
したがって、臭い夢も見ず、臭いとも感じず頭痛で目覚めた後に
臭いを感じたこの経験は、嗅覚が必ずしも主観(自分の心の働き)
を介して反応を起こしているわけではないことを示していると思うのです。

ジオグラフィックニュースにも紹介されていましたが、
嗅覚から脳を通さない、情報伝達システムがあったとして
不思議だと私は思えないのです。

主観を通さない嗅覚の働きを「思い込み」とは言えないと思うのです。
「好き嫌い」を感じる以前に頭痛が起こるしくみがあると思うのです。


もうひとつ、嗅覚について興味深い研究報告があります。

○ 2008 温度を感じる嗅覚ニューロンを発見 名古屋大学 森郁恵教授
「温度感知の仕組みの解明に大きな前進」
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20080411/index.html

(これを読んでいただくと、夏場に体調を悪くする化学物質過敏症患者の反応を
説明できそうに思えてきます。)



2011-10-29(Sat)

実践検証報告その3「嗅覚過敏について」 ①

実は、ニコさんから実践検証報告その2として早くからいただいていた
「嗅覚過敏」ですが、わたしが読み解く力が足りないことと、
早く、分子整合栄養療法をお知らせしたくて、
「嗅覚障害」の情報を書き出すのが遅くなりました。

「嗅覚障害」もとてもよく勉強されていて、とても長い情報量ですので
一部、二部と、分けて掲載していきます。
分け方も不十分ですが、お時間があるときに、読み進んでください。


実践検証報告その3「嗅覚過敏について」

一般に化学物質過敏症が理解されがたい理由に
この症状があげられます。
香料の匂いで頭痛がしたり、自分が好まない化学物質の匂いで
具合が悪くなったりする症状だと誤解されがちです。
本当にそうなのでしょうか!?

私も嗅覚がするどく、無香料をうたう化粧品の揮発物にも反応して
大変具合が悪くなります。
無香料と言っても、揮発してくる臭気を感じます。
吐き気や頭痛がします。

一方、「ぬか漬け」臭気がいくらひどくても、それをかき交ぜている私に
頭痛などの反応が起こる事はありません。

また一方で、大変大好きなキンモクセイの匂いに近年体調不良を覚えました。
この現象はキンモクセイに限らず、他のいろいろな花でも起こります。
特にキンモクセイ頭痛と言われる症状だけではありません。
不思議ですね。
これを、最近見つけた研究報告をいくつかご紹介することで、
考えていきたいと思います。

まず、主観(心の働き)に上らない嗅覚の情動反応についての
研究報告の話の中で、マウス実験で、麻酔で眠らせたマウスに
腐敗臭を嗅がせると、眠っているマウスの呼吸が一瞬止まることを紹介している
東大の森憲作博士のお話を下記よりお読みください。

この文章を理解するのは難しいですが、
嫌な臭いが与える影響力についてのみ、この研究から感じておいてください。

○2004 「嗅覚から情動を探る道 上・中・下 」東京大学 森 憲作教授
      http://www.toshiba.co.jp/elekitel/special/2004/06/sp_03_a.htm


次にご紹介するのは嗅覚が脳に頼ることなく、
独自の判断能力を持ち合わせていることを示す研究報告です。
嗅覚反応が情動と全く無関係に動作している可能性について報告されています。
今までの定説を崩す最新の研究報告です。

○ 2011 ナショナルジオグラフィックニュース
「においを判別するメカニズムを解明か」その一部は嗅覚ニューロンによって
前処理も…
      http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20111004001




この続きまだまだあります。
少し待ってください。

2011-10-29(Sat)

実践検証報告その2「分子栄養学の効果について」④

さて、分子栄養学も一口で語る事はできませんが、
私が実践したこの事実に基づく報告をどうしても皆さんに知っておいてほしいと思いました。

私の体の経過観察では、化学物質過敏症への批判でやり玉にあがる
「個人差があり、多岐に渡る症状」(*1)というもののほとんどが、
この栄養素の欠乏症から来ていることが実証をもって解ってきました。

その視点で読み解くと、実に明快ではないかと思います。

アレルギーの亢進などについてもそれが言えるようです。

私はサプリ摂取などで、ひどかった気管支症状や鼻炎が改善されています。

以前は毛布をふわりと動かしても苦しかった症状が、たまにしか毛布への掃除機がけ
をしなくても平気になりました。
(毛布や布団は上層のダニの死骸や糞を吸い取ることで症状が軽減します。
ゆっくり吸わせるのがコツです。気管支症状で咳き込みがひどい方などお試しください。
乾燥した毛布などなら大気の状態によっては天日干しも不要です。)

家族もその違いに驚くほどです。
私が鼻の症状でも「あぷあぷ、ふがふが、くしゅくしゅ言わない」
と表現しています。



私は以上の実践体験により、分子栄養学の両方を実践して、
栄養素を補充して消えた症状のその後に瓦礫の様に残っている症状が、
化学物質過敏症の根幹をなす症状ではないかと考えるようになりました。

(実践検証報告その1、その2①②③を合わせてご覧ください。)


化学物質過敏症はこの病を実際には知らない人々から誤解を受けているように
「鬱病」だけの病ではなかったということです。

この報告を詠んだ方が、ご自身やご家族のことでお悩みなら、
どうぞ、この分子栄養学も療法に取り入れ、
いち早い回復を試みられることをおすすめしたいです。

病をこじらせると、アトピーやアレルギーの症状をこじらせ
もっと闘病し難くさせます。

食物アレルギーをこじらせた患者さんは特にそうです。
精神についても栄養素の偏りはひずみをつくりださせます。
何より早い対応が肝心なようです。

最後に、最近原発事故問題で日本中が戦々恐々としていますが、
この分子栄養学の理論は、ごく低レベルの濃度の放射能に負けない体づくりにも、
その効果が期待されます。
おそらく、ある程度は有効です。

*****************************

<ご注意>
化学物質過敏症患者における分子栄養学の療法は、あくまでも、
化学物質過敏症の基本の対策を講じた上での補助的療法とお考えください。

生活環境により基本の対策が難しく心身の症状が重い方や精神症状をいち早く
終息させたい方に向けてご紹介しています。

また、食物アレルギーの方や肝機能に問題がある方の栄養療法は
必ず専門の医師にお尋ねください。
(化学物質過敏症へのご関心はないように見受けられますが、
新宿・溝口クリニック他、分子栄養学の病院の受診をおすすめします。)

危険が伴うので、ご利用に際しては専門の医師に相談するか、
自己の責任で行ってください。








2011-10-29(Sat)

実践検証報告その2「分子栄養学の効果について」③

栄養療法で大切なことは、
成分をどのくらいの量をバランス良く取るかということのようです。


ひとつバランスが悪いと、確実に過剰症や欠乏症を引き起こす危険を伴うようです。

私の例などはその実証だと思います。

関節の痛みは、化学物質過敏症患者が
いかに大量の栄養素を消費しているかという証です。
消費のバランスさえ良ければ、鬱症状も関節痛もほぼ出現しません。


現在私はなんとか日常の家事をこなせる状況になりました。
(月々の女性の体のサイクルにもよりますが)
実に快活に活動することが可能になりました。
睡眠も眠るべき時間に適切に、そして起きていられる時間が長くなりました。


以前は一日の大半を横になるか、
うとうと眠り続け、その間の1~2時間や半時間ほどを途切れ途切れに
食事や入浴、病の学習にあてていました。

また、例の関節痛ですが、私は今この原稿をキー入力していますが、
手首の関節痛に悩まされる事もほぼありません。

さらに言及すると、化学物質過敏症の発症前から持っていた関節痛が
けろりと完治している状態です。
(これは、幼少のころからあったリウマチのような原因不明の関節痛です。)




2011-10-22(Sat)

実践検証報告その2  「分子栄養学の効果について」 ②

さて、この療法に挑戦しようと決意した当時の私は、
言葉もしゃべれなくなる兆候があるわ、
眼球は頭痛を伴い激しく痛むわ、
薬剤に過敏だわ、
筋力の低下が感じられるわ、
あと、エトセトラな上に、寝たきりになりかねない症状でした。


そのひとつに、私には明らかに‘鬱’の症状も出ていました。
今から私が体験したこの‘鬱’症状について取り上げることで、
分子栄養学の効果のほどについて詳しく、
実践から得られた結果や化学物質過敏症との関係について報告
をしていきたいと思います。


化学物質過敏症患者の体内では代謝で上手く排泄できなかった有害物質が
体内にあふれています。
それを排泄するためにビタミンほか、色んな栄養素が消耗され欠乏状態
になっています。

もっとも有名でわかりやすい症状で説明すると、
患者の中にはよく鬱症状が出る事があります。
ビタミンやミネラルが体内の解毒作用で不足してくると化学物質過敏症患
者の体内では‘鉄欠乏’が起こるものと考えられます。

欠乏した鉄成分のかわりに、脳内に有害な金属成分(アルミニウムなど)
が多くなることで倦怠感や頭痛、鬱など、精神症状をを引き起こすため
ではないかということです。


しかし、私は特に一般内科の血液検査で鉄欠乏を指摘された事はありません。
ですが、この療法を実践して初めて、
私は自分の鉄欠乏を実感することになりました。



鉄欠乏説を裏付ける解りやすい例として、
鬱症状を併発していた化学物質過敏症患者の私の関節痛があげられます。


私が引用している鉄のサプリを切らすと3日ほどで関節の痛みが出てきます。

買い足し忘れて一週間切らした時には、横にしても腕を下げてもいられないほどの
激痛が走っていました。

ギュウギュウに縛りあげないと痛みが和らがないほどでした。

鉄分サプリだけ切らしたので、栄養素の代謝のバランスが悪かったのだと思います。
他のサプリで代謝され消費され続ける鉄が欠乏したのだと考えられます。


2011-10-22(Sat)

実践検証報告その2  「分子栄養学の効果について」 ①

ニコさんからの貴重な報告です。
ニコさんはご自分の身体がたいへんたいへんな中、
ご自分で学び、実践し、さらに私たちに情報を下さっています。

今回も、分子整合栄養療法の効果について情報をくださいました。
とても長くて、詳しいので、少しずつ分けてお伝えしたいと思います。

私たちスタッフも、なんとなく実感している効果が、
きちんと勉強されて、詳しく書いてくださっています。


前略 鹿児島さん

実践検証報告その3「分子栄養学の効果について」を送ります。


分子栄養学の‘分子’という言葉の意味は、科学的に変化しない
最小の粒子だそうです。

人間の体も、この‘分子’がたくさん集まってできた塊だということです。

極端な話ですが、人間に必要なとある栄養素がひとつ欠乏しただけでも
人間を作る形が維持できないことがあるそうです。

必要な栄養素のバランスを整えて、人体が健康な生命維持活動を行えるようにする
栄養療法が分子栄養学だと言えると思います。


CS患者のみなさんには、何か思わしくない症状がありませんか?

その症状を一度、栄養学の「欠乏症」で検索してみてください。
きっと、あなたの症状が記述されているはずです。

それは面白いほど的中していると思います。

現に、関節痛のほかに私が悩んでいた筋力低下を疑わせる症状が
「ビタミンB群」の補充療法で現在改善されつつあります。


栄養学の欠乏症で調べて、炭水化物の代謝に必要なビタミンを補ってやったところ、
長らく痛んでいた肘の筋の痛みが軽減してきました。
(私は炭水化物を好むので、ビタミンB群が代謝に必要でした。)


飲み始めて半月で、肘の筋の痛みを忘れている私の変化に家族が気付きました。
(ご注意…「欠乏症」もありますが、逆に栄養素の「過剰症」について。
  サプリ使用時の体調の変化には十分気を配り、バランス良い摂取に
  努めてください。これも「過剰症」で調べる事ができます。)
2011-10-07(Fri)

ニコさんからの 実践検証リポートその1

鹿児島さん
今日は、「有機溶剤吸収缶マスクの効果について」の実践レポートを送ります。

私は繁華街や人混みの中に出かける際に活性炭吸収缶がついた、
いわゆる防毒マスクを装着して出かけます。
シックビルやその他の揮発物による体への負担を軽減するためです。
この対策で旅行にも行けます。
航空機に乗っても、化学物質過敏症の症状を最小限で防ぐ事ができます。
疲れ以外に体調をくずすこともないようです。
しかし、先日参加した高校の同窓会では、その防毒マスクを外していたために、
少々体調を崩しました。
参加したのは2時間ほどでしたが、
その夜から3日は体調不良に悩まされました。
会場は居酒屋です。

同窓生に「禁煙」の協力をいただき、お店のご理解の元、
食事も添加物が極力少ないものをいただきました。
(食事の内容は、焼き魚や刺身など)
しかし、CS症状がその夜出てしまったのです。
眉間や頭重、胸のムカつき、普段感じる事がない腸の不調や吐き気など、
その夜は全身の不快感でほぼ眠れませんでした。
そのまま、体調不良が3日ほどつづきました。
まず、ご飯が美味しくない。
人生でほぼ経験したことがない胃腸症状です。

この胃腸不良は、有機溶剤吸収缶付きマスクを外していたため、
呼吸の時に口中に入り込んだ揮発物を水と一緒に飲み下したことが
疑われます。
あと、怖かったのが、やたらと迫り来る「不安感」です。
これは、私がCS症状が重症化したころに経験して以来、
軽症化の後には感じた事がなかった症状です。
実に不快でした。
おそらく、暴露後の体内で物質的ストレスを排泄するために
大量の栄養素が消耗したことが原因でしょう。

一時的に体内の栄養素が、重症化していた頃の状態と同じにな
っていたと思われます。
あと、もう一つ暴露後の症状の出現で私を怯えさせたものがあります。
嗅覚が微妙に過敏になりました。
いろいろな症状に一気に見舞われることになりました。
でも、ここで動揺して不安を自分で増幅してはいけません。

私はただひたすら、普段のサプリ摂取量を飲み、回復を待ち、
耐えました。
完全な回復に一週間かかりました。

実験の結果から得られたことは、口から入る物質的ストレスは、
胃腸の粘膜や呼吸によって体内に吸収され影響を出しやすいということ。
代謝できない重症度の方の外出時には、キーメイトマスクあるいは
防毒マスク(有機溶剤吸収缶つきマスク)の着用が望ましいこと。

逆に言うと、ちょっと症状が重くても外出する方法がある
ということです。(*1)
そして、日常生活に支障が出ない程度の回復をみるまでは、
必ず予防に努める事が望ましいということです。

度重なる暴露は順調な回復を妨げます。
苦しい思いもしましたが、社会参加活動の一環として
トライしてみた同窓会で、思わぬ臨床結果が得られました。

しかし、ひとつ残念なことがあります。
この私のチャレンジについて次の様な、同窓生の発言があった事です。
横で飲んでいた同窓生の男子が
「少し思い込みもあるやろう?俺だからいってやるとぞ」

…この子はもとクラスメイトで悪気は全くないのですが、
残念に思います。
私が今回同窓会で防毒マスクを外していたのは、
この子の「思い込みも少しあるんじゃないか?」
という発言があったからです。
(無邪気で楽しかった頃のケンカ友達の)この言葉に発奮した私は、
自身の体の反応を見るために絶好の機会なので人体実験を試みたのです。
(何しろ相手も酔っぱらいですから、マスク外しておけと
催促して聞きませんし;)
そして、結果は先に書いたとおりでした。

その彼が言うには
「シックハウス症候群!?知ってる。あれひどいんだってな」
だそうです。
(はい。シックハウスの患者会の会長さんは現在CS症状への移行で
大変苦しんでいらっしゃいます…。)

私は今回の体験を通じて、化学物質過敏症に対する一般の方の
誤った解釈を正していかなくてはならないと強く痛感しました。

そのために、今後シグナルキャッチのご協力のもとにまた
「実践検証リポート」の続編を投稿させていただこうと思います。

そうでなければ、患者がどんな危険の可能性を背負って
社会に接していこうと努力しているのかということが、
全く相手に伝わらない事に気付かされたからです。

化学物質過敏症の病態はもちろん、現時点では解明されていませんが、
近年では病態解明のおよその見当がつけられる研究報告が
出そろってきています。
それを多くの人に知っていただきたいのです。

実践して回復できた事実に基づく検証報告から
病態を逆引きしてご説明したいと考えています。

(*1)有機溶剤吸収缶自体には揮発物質をほとんど感じませんが、
マスク本体の樹脂には強烈な揮発物質を感知します。
使用前に必ず水洗いや陰干しを繰り返し(天日では樹脂が劣化します。)
揮発物質を抜く十分に必要がありますのでご注意ください。
主に、気温24℃の場所では効果があります。
気温が高くなると揮発物質も増えますし、防毒マスク本体からも
揮発物質が出ると考えられます。

いずれも、代謝できる身体の状態下でご使用ください。
ご使用は自己の責任において行われますようにご注意申し上げます。

2011-10-04(Tue)

ニコさんからの情報①

活動仲間のニコさんから、嬉しい報告をいただきました。

多くのCS患者さんが、化学物質と出会うとどうも
腸がやられて、苦しむことが多いようです。

家族としてもどうしたらこの苦しみから逃れられるのか、
頭を悩まします。

シグナルキャッチでも、昨年いろんな勉強会を行い、
腸を強くする方法をお知らせしてきましたが、
その矢先、ニコさんが、いろいろ体験されたことや勉強された事の
情報をいただけるようになりました。

ニコさんの承諾を得て、少しずつ掲載させていただきます。
皆さんと情報交換できて、少しでも楽になればと願っています。

かごしま



前略 鹿児島さん 

腸カンジダ症の改善について進展があったのでご報告します。
2年ほど前には、一切れの天然酵母パン(フランソア)でも、
一時間後には息があがり気絶していたのですが、
腸内環境の改善を続け最近ようやく効果が実証で来ました。

{行った対策}
・ミヤリサンの服用
・化学調味料や合成保存料など、有害な食品添加物を排除した食事
・毎日の少量のヨーグルトの摂取20~50g
・腸粘膜を正常化するサプリの摂取
・化学物質過敏症の対策

要は、パン酵母が腸内の環境次第でおなかの中で発酵し、
アルコールと炭酸ガスを過剰に生産することで
CS患者の体に負担をかけていたということでしょうね。

炭酸ガスで、コポコポおなかの中が泡立ってゲップが止まらなかったり、
アルコールの代謝が上手く出来ずに気絶したりしていたのでしょうね。

実は、お土産の中華街の肉まんがふかしたてであんまりおいしそうだったので、
「一度食べたくらいでは死なん」
「今日は家事もすませたし、気絶してもいいので食べてみたい」
と母に言って、食べてみました。
それも、半分にしておきなさいという母に
「半分食べて気絶したんじゃ割に合わないわよ!」と、
巨大肉まん一個まるまる食べました。

もちろん、2年ぶりだったでしょうか!?
…その日はもとから疲れてて寝る予定だったので
一日寝ていましたし具合も悪かったのですが、
気絶はしませんでした。
後日、調子に乗ってウインナーをパン生地で巻いたものも食べましたが
大丈夫でした。

そして、これはどちらも天然酵母ではないし、
化学調味料が使用されていました。

頻繁に食べることはやめておこうと思いますが、
腸内の最近バランスが正常化してくれば、
再びパンを口にできるという実証が得られました。
気絶する心の準備も万端だったのですが、気絶しなかったですね~!

イーストコネクションという言葉とはじめて遭遇して2年余、
パン食がかなわないという絶望から希望を取り戻すまでのお話です。
ささいなことかもしれませんが、喜びにかえて闘病の励みになりました。
腸カンジダ症で嘆いている人がいたら教えてあげたいです。

ニコ

プロフィール

シグナルキャッチ

Author:シグナルキャッチ
皆さんに、シックハウス、シックスクール他の影響で起こる症状を知らせ、もっとひどい化学物質過敏症にならないように、社会全体の価値観を変えるための活動をしている団体です。

私たちシグナルキャッチは、多くの患者の実態を社会に
示しながら、今の社会を少しずつ見直すことを提案し、
子供たちが元気に育つ社会を目指しています。

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