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2011-10-07(Fri)

ニコさんからの 実践検証リポートその1

鹿児島さん
今日は、「有機溶剤吸収缶マスクの効果について」の実践レポートを送ります。

私は繁華街や人混みの中に出かける際に活性炭吸収缶がついた、
いわゆる防毒マスクを装着して出かけます。
シックビルやその他の揮発物による体への負担を軽減するためです。
この対策で旅行にも行けます。
航空機に乗っても、化学物質過敏症の症状を最小限で防ぐ事ができます。
疲れ以外に体調をくずすこともないようです。
しかし、先日参加した高校の同窓会では、その防毒マスクを外していたために、
少々体調を崩しました。
参加したのは2時間ほどでしたが、
その夜から3日は体調不良に悩まされました。
会場は居酒屋です。

同窓生に「禁煙」の協力をいただき、お店のご理解の元、
食事も添加物が極力少ないものをいただきました。
(食事の内容は、焼き魚や刺身など)
しかし、CS症状がその夜出てしまったのです。
眉間や頭重、胸のムカつき、普段感じる事がない腸の不調や吐き気など、
その夜は全身の不快感でほぼ眠れませんでした。
そのまま、体調不良が3日ほどつづきました。
まず、ご飯が美味しくない。
人生でほぼ経験したことがない胃腸症状です。

この胃腸不良は、有機溶剤吸収缶付きマスクを外していたため、
呼吸の時に口中に入り込んだ揮発物を水と一緒に飲み下したことが
疑われます。
あと、怖かったのが、やたらと迫り来る「不安感」です。
これは、私がCS症状が重症化したころに経験して以来、
軽症化の後には感じた事がなかった症状です。
実に不快でした。
おそらく、暴露後の体内で物質的ストレスを排泄するために
大量の栄養素が消耗したことが原因でしょう。

一時的に体内の栄養素が、重症化していた頃の状態と同じにな
っていたと思われます。
あと、もう一つ暴露後の症状の出現で私を怯えさせたものがあります。
嗅覚が微妙に過敏になりました。
いろいろな症状に一気に見舞われることになりました。
でも、ここで動揺して不安を自分で増幅してはいけません。

私はただひたすら、普段のサプリ摂取量を飲み、回復を待ち、
耐えました。
完全な回復に一週間かかりました。

実験の結果から得られたことは、口から入る物質的ストレスは、
胃腸の粘膜や呼吸によって体内に吸収され影響を出しやすいということ。
代謝できない重症度の方の外出時には、キーメイトマスクあるいは
防毒マスク(有機溶剤吸収缶つきマスク)の着用が望ましいこと。

逆に言うと、ちょっと症状が重くても外出する方法がある
ということです。(*1)
そして、日常生活に支障が出ない程度の回復をみるまでは、
必ず予防に努める事が望ましいということです。

度重なる暴露は順調な回復を妨げます。
苦しい思いもしましたが、社会参加活動の一環として
トライしてみた同窓会で、思わぬ臨床結果が得られました。

しかし、ひとつ残念なことがあります。
この私のチャレンジについて次の様な、同窓生の発言があった事です。
横で飲んでいた同窓生の男子が
「少し思い込みもあるやろう?俺だからいってやるとぞ」

…この子はもとクラスメイトで悪気は全くないのですが、
残念に思います。
私が今回同窓会で防毒マスクを外していたのは、
この子の「思い込みも少しあるんじゃないか?」
という発言があったからです。
(無邪気で楽しかった頃のケンカ友達の)この言葉に発奮した私は、
自身の体の反応を見るために絶好の機会なので人体実験を試みたのです。
(何しろ相手も酔っぱらいですから、マスク外しておけと
催促して聞きませんし;)
そして、結果は先に書いたとおりでした。

その彼が言うには
「シックハウス症候群!?知ってる。あれひどいんだってな」
だそうです。
(はい。シックハウスの患者会の会長さんは現在CS症状への移行で
大変苦しんでいらっしゃいます…。)

私は今回の体験を通じて、化学物質過敏症に対する一般の方の
誤った解釈を正していかなくてはならないと強く痛感しました。

そのために、今後シグナルキャッチのご協力のもとにまた
「実践検証リポート」の続編を投稿させていただこうと思います。

そうでなければ、患者がどんな危険の可能性を背負って
社会に接していこうと努力しているのかということが、
全く相手に伝わらない事に気付かされたからです。

化学物質過敏症の病態はもちろん、現時点では解明されていませんが、
近年では病態解明のおよその見当がつけられる研究報告が
出そろってきています。
それを多くの人に知っていただきたいのです。

実践して回復できた事実に基づく検証報告から
病態を逆引きしてご説明したいと考えています。

(*1)有機溶剤吸収缶自体には揮発物質をほとんど感じませんが、
マスク本体の樹脂には強烈な揮発物質を感知します。
使用前に必ず水洗いや陰干しを繰り返し(天日では樹脂が劣化します。)
揮発物質を抜く十分に必要がありますのでご注意ください。
主に、気温24℃の場所では効果があります。
気温が高くなると揮発物質も増えますし、防毒マスク本体からも
揮発物質が出ると考えられます。

いずれも、代謝できる身体の状態下でご使用ください。
ご使用は自己の責任において行われますようにご注意申し上げます。

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プロフィール

シグナルキャッチ

Author:シグナルキャッチ
皆さんに、シックハウス、シックスクール他の影響で起こる症状を知らせ、もっとひどい化学物質過敏症にならないように、社会全体の価値観を変えるための活動をしている団体です。

私たちシグナルキャッチは、多くの患者の実態を社会に
示しながら、今の社会を少しずつ見直すことを提案し、
子供たちが元気に育つ社会を目指しています。

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